お姉さんのazazが小さい頃は、夜寝る前に昔話を読んであげました。
本当は語ってあげた方が良いそうです。
実際、その方が良いのだろうな、と思います。どこでも話してあげられるし、テンポも子供の顔を見ながら話しかけるのだから、きっと聞き取りやすいでしょう。
ろうそくを灯して、お話しをしてあげるということも聞きました。
子供の心も落ち着くし、そんな時間を共有できたら、親子とも幸せだろうな・・・。
しかし、そのためにはお話しを覚えていなければなりません。
やってみましたが、なかなか覚えられませんでしたので、本を読んであげることにしました。
声に出して読むのは、最初はちょっと恥ずかしい気がしましたが、読んでいるうちに慣れてきて、今では平気になりました。
以前ある本で知ったのですが、「自分の子に読み聞かせるのでしたら、女優のように読めなくても大丈夫、お母さんのいつもの声で普通に読んでください。演技は必要ありません。」とのことでした。
ところが、弟のkakaにはなぜだか読んであげてません。何度か、毎晩、寝る前に読んであげようと思いつつ、実行に移せないでいます。
kakaがあまりにも昔話を知らないので、やっぱり話の種としても知らないとつまらないかも、と思ったので、今度こそ実行に移そうと心に誓うのでありました。
azazは小2の頃から岩波文庫の「金田鬼一訳 完訳グリム童話集」が大好きで、全5冊をよく読んでいます。
azazいわく、「文庫は軽くて小さくて読みやすい」そうです。
W. グリム, J. グリム, 金田 鬼一
福音館書店「イギリスとアイルランドの昔話」もお気に入りでよく読んでいました。
石井 桃子, J.D.バトン
中でも「だんなも、だんなも、大だんなさま」はおもしろかったらしく、覚えて実際にその言葉を使って笑いころげていました。
私もこの本は好きです。絵もとっても味があって魅力的です。かわいらしかったり、きれいだったり、ひょうきんだったり、恐ろしかったり・・・大好きです。
文章もとても読みやすいし、わかりやすいです。
石井桃子さんはやっぱりすごい!
最後のページの
とうざい とうざい!
おはなしは これでおしまい。
ちいさいお子さんがたは
ねるじかんです。
この文章と絵がとっても好きです。
何度見ても笑いたくなってしまいます。小さい子への愛が感じられます。