にぐるま ひいて
にぐるまひいて
ドナルド・ホール, バーバラ・クーニー, もき かずこ
この絵本は、ニューイングランド人の家族の生活が描かれています。
19世紀初めのニューイングランド地方に暮らす家族の生活をドナルド・
ホールが近所のいとこから聞き、いとこは幼いころ、ある老人から聞き、
その老人は子どものころ、大変なお年寄りから聞いたという語り継がれ
たお話です。
昔の人々の生活のきびしさと共に、自然の中で生きる幸せも感じます。
大変だろうけど、こののどかさもすてきだなと思えます。
バーバラ・クーニーの描いている家族、ほのぼのとして幸せそうです。
この絵本を読むと「すばらしい季節-タシャ・チューダー(著)」を思い出し
ます。
「にぐるま ひいて」は、仕事や生活中心の季節感を描いていて、「すばら
しい季節」は、サリーという女の子の目から見た、季節の中で幸せを感じ
るすばらしい時を描いています。
農場のほのぼのした風景、かえでのみつ、自然の中で動物と共に
過ごす。
どちらも自然と共に、季節を感じて生きているのがすてきです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません