ちょうちょうのくにへ
ジビュレ・フォン オルファース, 松居 友
ちょうちょの世界が描かれています。
さなぎが、ひかりのおにいさんに、はねをプレゼントされ、ちょうちょになって
とても嬉しそうに飛んでいます。
ひかりのおにいさんが、はねをプレゼントするなんて夢がありますね。
ひかりのおにいさんの絵は、神話に出てきそうです。
さなぎやいもむしは、体型や動作が赤ちゃんぽくて、とても愛らしく、大人は
とても美人で魅力的。
全体にとてもシックな色使いで、落ち着いた雰囲気です。
ちょっぴり古風で、なつかしいような不思議な感じで、大人も好きになる
味のある絵本です。

松居 友さん訳はAmazonでは在庫切れ(2005年9月28日現在)ですが、
「ちょうちょのくに」という秦 理絵子さんの訳で平凡社より出版されている
ものなら手に入ります。
ちょうちょのくに
ちょうちょのくに
ジビュレ・フォン・オルファース, 秦 理絵子

本がすき!&やんちゃなコーギー♪

やんちゃなコーギー


パパを見つめる一途な目

昨日はショーティーくん、久しぶりにリードをはずしてもらい、ダッシュ
しました。
これはパパがいるときのみの楽しみです。
なぜかと言うと、パパの言うことはきくけれど、ママの言うことはきかない
場合があるので、ママは心配でリードをはずせません。

今日はパパが朝早くから仕事で出かけてしまいました。
だから、ママとテチテチ散歩です。
歩道を歩いていくと、立ててあった旗が倒れて、低い位置でゆれています。
旗を発見したとたん、ちょっとビクビクしながら、旗の様子を見つつ、
のそのそ、そばを通り過ぎたとたん、大急ぎで立ち去ろうとリードを引っぱり、
足はカリカリと地面をカラ回り。
ショーティーくん、やっぱり今日もこわがりでした。

shorty:ママがいっしょにダッシュしてくれないから、ぼくちん、必死で走って
    いるのに、前に進まなくて、つめとぎしちゃったです。
    ママはのんきですね。
    あんなパタパタという怪物が、ぼくちんを襲おうとしてたのに。
    正義の味方は、よくねらわれるんです。
    ママ、心しておいてください。

本がすき!&やんちゃなコーギー♪

ラッセのにわで
ラッセのにわで
エルサ ベスコフ, Elsa Beskow, 石井 登志子
(画像は「福武書店」版)
ラッセが庭でボール遊びをしていたら、くがつちゃんに会いました。
くがつちゃんは、かあさんがなつで、とうさんがあきの男の子。
ボールはまるすぐりのしげみに投げられ、あかすぐりのしげみ、くろすぐりの
しげみ、まめばたけのかかし、りんごの木、プラムの木、いちご畑、なしの木
キャベツ、はなばたけと投げられ、ラッセとくがつちゃんは、みんなと話したり
遊んだりしながら、楽しくボールを追いかけます。
そしてラッセがボールを受け止めたとき、みんなの姿が見えなくなって
しまいます。
ラッセがにぎやかで楽しいときを過ごしたあと、急に一人ぼっちになって
しまい、泣き出しそうになったときに、りんごふじんのやさしさにふれて、
本を読んでいる子も、温かい気持ちになって、ホッとするでしょうね。
ペスコフの絵、子どもたちはイキイキ、りんごふじんはやさしそう、まるすぐり
はかわいくて、あかすぐりはきれい。
こんなすてきな庭、欲しいな。

本がすき!&やんちゃなコーギー♪

つれづれ

待ちに待ってやっと見ることが出来ました。
家はBSが見られないので、NHK総合の放送を待っていました。
里山暮らしのコーギー犬「バロン」の日々のブログで放送があることを
知りました。
おかげさまで見ることが出来ました。ありがとう!

ターシャの庭はやはり素敵でした。
春夏のお花もとてもきれいだし、紅葉も美しくてため息、冬は落ち着いていて
どの季節も素敵です。
ターシャはそれを楽しんで生きているのが伝わってきます。
ターシャの素敵な生き方と、貴重な言葉もいっぱいありました。
そして、言葉では言い表せないと思える、ターシャの90年間の人生の重み。
「今が人生でいちばん幸せよ」と言えるって素敵です。

コーギーのメギーもコロコロでかわいい。
ターシャといつも一緒で幸せそう。メギーの顔が「幸せ」と言ってました。


shorty:ぼくちんもメギーみたいに広いお庭を自由に走り回りたいです。
    でも、ヘビはちょっとこわいです。

本がすき!&やんちゃなコーギー♪

やんちゃなコーギー

したきりすずめ
したきりすずめ
小沢 俊夫, 赤羽 末吉

shorty:すずちゃんといえば、思い出す昔話あるよね。
mama:したきりすずめのこと?
shorty:そう。ぼくちん、いいおじいさんになって、すずちゃんを探しに行こう
    かな。
    ママは欲張りおばあさんだよ。
mama:何、勝手に決めてるのよ。
    ショーティーじいさん、迷子になるから、やめた方がいいわよ。
shorty:ぼくちんをバカにしないでください。無事すずちゃんに会ってくる
    です。
mama:エー!鼻はきかないし、帰巣本能はないし、こんな話になったら
    どうするの?

こんな話・・・。
shorty:ママさん、ぼくちん、すずちゃんに会いに行ってくるです。
    とめてもムダです。
mama:やめた方がいいと思うけど、どうしても行くの?
shorty:はい、行ってくるです。
    では、つづらをもらってくるので、待っていてください。

その後、ショーティーくん、「すずちゃ~ん、お宿はどこだ~!」と言いながら
歩き回りましたが、なかなかすずちゃんに会えません。
あちこち歩き回っているうちに、本当に迷子になってしまいました。

そのころ、家では、
azaz:ママ、本当にショーティーを行かせちゃったの?
    鼻もきかない、帰巣本能もないショーティーを?
    ムチャだよ、止めなきゃダメだったのに、今ごろは・・・。
kaka:野ネズミのテリトリーに足をふみ入れて、ショーティー、野ネズミに包囲
    されてるかも。それに空からはカラスのするどい目とくちばしがショー
    ティーをねらっている!
mama:え!それは大変、azaz、kaka、ショーティーの捜索をお願い。
azaz:まかせといて。パパは家に残って連絡待ち。
    ママはショーティーの好きなものを準備しておいて。
    必ず連れて帰ってくるから。
papa:二人ともよろしくたのむ。

kaka:ねえazaz、探すって言ってもどうするの?
azaz:だいじょうぶ。まずは新しいけものみちを探す。
    それもお腹ですったようなやつ。
    ショーティー、足が短いから、足跡というより、お腹ですってできた
    跡を探そう。
kaka:あ、あそこにそんな感じの道ができてるよ。
azaz:kaka、行こう!
kaka:あ!ショーティーが見えた。

azaz:あ~よかった。ショーティー無事で。
shorty:azaz、kaka、こわかったです~。会えてよかったです。
kaka:野ネズミにやられなかった?
shorty:野ネズミ????よくわかんないけどうれしいー。
azaz:さ、帰ろう。

家ではパパとママが、とりのささみと、じゃがいもと、ブロッコリーのゆでた
もの、それからヨーグルトと牛乳を用意して待っていました。
当然ショーティーくんはお腹いっぱい食べて、安心してハウスで寝ることが
できました。

ショーティーは、キツネやフクロウの活動する夜にはお家に帰ることができて
よかった、とつくづく思ったのでした。
めでたし、めでたし。

shorty:ぼくちん、すずちゃんに会えなくてもいいや。
    すずちゃん、とっても忙しいかもしれないし・・・。
    ぼくちん、そのごちそう食べたいな、ママ。

本がすき!&やんちゃなコーギー♪