mama:子すずめのすずちゃん、今ごろどうしてるかな?
元気で子育てしたかな。
shorty:子すずめのパパかママになったです、きっと。
子すずめのすずちゃんとは・・・
去年、道路脇の草取りをしていて、azazとkakaがそばで遊んでいたら、突然
空から子すずめが落ちてきたからびっくりした。
死んだみたいにグッタリして動かないし、どうしようかなって思って。
本当は、子すずめが巣から落ちても元気なときは、たいていは親すずめが
そばにいて、連れ帰って育てるので、動かしたり触ったりしない方がいい、
って以前何かで読んだ。
だけど今回は、気絶か死んじゃったかはわからないけど動かないので、
このまま放っておいたら、道路の真中だから、車にひかれるか、猫とかに
やられるか、ちょっと危険すぎる。
いろいろ悩んでいたら、azazの手のひらの中で、子すずめ、目を開けた。
元気はないけど生きている。
「子すずめのすずちゃん、頑張れ!」と勝手に名前をつけて応援。
助けなくっちゃ、ということで、ひとまずダンボールの箱に入れて、ネットで
いろいろ調べて、水を入れたりしてみる。
見た感じはだいぶよくなってきていて、羽や足も異常なさそう。
一晩、そのまま様子を見ることにした。
shorty:みんな大騒ぎをしてダンボールの中を見ていたので、ぼくちんも
気になって「なに?なに?」って聞いているのに、子すずめをイジメ
るからダメと言われたです。
mama:朝起きてみると、どこからかバタバタ音がしていたんだよね。
ショーティーはとっても怖がって、耳をペタッとさせて、頭つるつる
状態で、助けて~!って感じで。
shorty:ぼくちん、バタバタの音がどこからともなく突然聞こえたりするから、
こわかったです。一晩眠れなかったです。
こわかった・・・
mama:見たら、すずちゃん、ダンボールの箱から飛び出して、羽をバタバタ
させてたんだよね。で、ちょっと飛んだりしてたもんね。
人騒がせなすずちゃん。
ショーティーくん、イジメるどころか、逆にイジメられちゃったね。
shorty:ぼくちんをこわがらせた犯人は、すずちゃんだったですか。
mama:それから、みんなですずちゃんを庭に放してあげたんだよね。
しばらく庭にいたけど、いつのまにかいなくなってたね。
shorty:きっとすずちゃんのパパとママが迎えに来て、いっしょに帰った
です。