モチモチの木
モチモチの木
斎藤 隆介, 滝平 二郎
昔話の語りのような文章です。
5歳の豆太はじさまと2人きりでくらしています。
豆太はおくびょうだけれど、じさまはとってもやさしく愛してくれています。
げんきになったじさまが豆太に言った言葉にとてもじ~んときます。
「じぶんで じぶんを よわむしだなんて おもうな。
にんげん、やさしささえあれば、
やらなきゃならねえことは、
きっと やるもんだ。
それをみて たにんが びっくらするわけよ。
ハハハ」
-それでも 豆太は、じさまが げんきになると
そのばんから、
「ジサマァ」
と、ションベンに じさまを おこしたとサ。
ここを読むと、子供をよく知っているし、受け入れてると感心します。
そして何よりも豆太を信じていると感じます。
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