ロシアの昔話
内田 莉莎子, タチヤーナ・マブリナ
ロシアの昔話で知っていたのは、「マーシャとくま」「おおきなかぶ」「雪むすめ」を絵本で読んだことがあるくらいだったので、他の話も読んでみたいと思い読みました。
あとがきで「話のおもしろさを堪能できるのはなんといっても魔法昔話でしょう。」と書いてあったとおり「イワン王子とはいいろおおかみ」や「どこかしらんが、そこへ行け、なにかしらんが、それをもってこい!」など、とても魅力的な話でした。
kakaは「牛の子イワン」がお気に入りのようです。
それと、「おおかみと子やぎたち」の話の中で、おおかみがお母さんやぎの歌をまねして歌うのですが、
おい 子どもたち
やい 子やぎたち
というところがおもしろかったらしく、大笑いしてました。
さし絵はタチヤーナ・マブリナ、とっても大胆で元気があって、愛嬌のある絵でかわいさもあって愛される絵だと思います。
昔話の雰囲気にもとてもぴったりしています。