やんちゃなコーギー

mama:このジャングルの庭(ぼくちんのお家のお庭は・・・」を見てね)、
    イングリッシュガーデンみたいでステキってほめられちゃった。
shorty:お世辞じゃないの?
    それとも、目が悪くて、メガネ忘れたとか。
mama:あ、そう言えば目が悪いって言ってたし、少し遠くからながめて
    「ここから見ると」って言ってた。
    でも、ほめられたんだから、ハッピ~!
shorty:えっ、冗談のつもりだったのに・・・。
mama:また、暑いからみんなを涼しくさせようとしたのね。さすが!
shorty:それほどでも~。

mama:ショーティー、みつばちがいっぱい遊びに来てるけど、遊ばないの?
    赤ちゃんのときは、みつばち見つけると、ピョコン、ピョコンとびはねて
    耳をパタパタさせて、じゃれたよね。
    見ているママたちは、冷や汗たっぷり、ハラハラドキドキだったけど。
    よくさされなかったよね。
shorty:ぼくちん、じゃれてたんじゃなくて、ダンス教えてたのに、みんなが
    やめなさいって言うから、ごほうびのはちみつもらえなかったよ。
mama:おまえはプーさんか・・・。
    でも、どっちかって言うとラビットって感じ。


shorty:みつばちと遊んじゃダメなの?

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やんちゃなコーギー


ハスカップ 


ラズベリー

mama:ハスカップとラズベリー、もうすぐ食べられるかな?
    おいしい、いいのができるといいなー。
shorty:ぼくちん、そういうすっぱいのは、どうでもいいです。
mama:いいもんねー。おいし~いジャムにするんだから。
shorty:えっ、ぼくちんにも、おいしいジャムをパンにつけてちょうだ~い。
    ね、ね、ママ、何かお手伝いすることない?
    ぼくちん、ハスカップちゃんとラズベリーちゃんのこと大好きだよ。
    おいしいジャムになるため、がんばってね。
    ぼくちんが食べてあげるから。
mama:でも、虫歯になるし、太るしねー。どうしようかなー。
shorty:ちょっとでいいから、ねぇー。ちょうだいよー。

azaz:まだ実が取れてもいないのに、このふたりは・・・。

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やんちゃなコーギー

mama:このごろ草がすごくって、背丈くらい伸びてるし、土は固いし、
    まるで開拓者みたいだわ。
shorty:だから、ぼくちんが手伝ってあげるっていつも言ってるじゃない。
    足で穴ホリホリ、お口で草パクパクってやるですよ。
mama:その短いかわいい足じゃあ、このジャングルの開拓はできないわよ。
shorty:じゃ、どうするの?
mama:ショーティーに鍬をつけて、昔の牛や馬みたいにやるのよ。
shorty:ママ~。時代を間違えすぎだよ。
mama:いいえ、省エネよ!
shorty:ぼくちん、体力を省エネするため、昼寝してきま~す。

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ラムズイヤー

 
ショーティーズイヤー

mama:どちらもビロードみたいで、さわるとすべすべフワフワ、
    気持ちい~い。やみつきになりそー。
shorty:ぼくちんの耳さわるのやめて!
mama:近所の人がラムズイヤーの苗を持ってきてくれた。
    うれしいな。元気に育ってね。ウー、楽しみ。
shorty:ぼくちん、豚耳は大好きだけど、羊の耳は食べないから
    安心してね。

    どころでママ、また、ちょうだい、ちょうだい、言ったんですね。
    今日散歩のときも、赤い実のなっている木を見て
    「あれは何という木ですか?」
    なんて聞いて、
    「もらいものだから、名前はわからないけれど、おいしいから
    食べてごらん」
    と言われて、ママだけ、ちゃっかり味見したですね。
mama:あの木、ジューンベリーに似てたから、そうだったら
    教わりたいことがいろいろあったのよ。
    でも残念、わからなかった。
    味はおいしかったよー。
shorty:ぼくちんに食べさせてくれれば、木の名前、きっとわかったのに。
    ところでラムズイヤーだけど、ママがちょうだいって言ったとき、
    「ラムズイヤン」なんて言われなかった?
mama:・・・・・。あ!季節はずれの雪が・・・。
shorty:雪?どうりで寒いわけだ。

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やんちゃなコーギー


mama:ワーイ、大好きなタチアオイが咲いてくれた、うれしいな。
shorty:ママ、立ち直ったんですね。
    ぼくちんには負けるけど、立ち直り早いですね。
    タチアオイー、タチナオル。フム・・・。
    まさかママ、ダジャレじゃないですよね。
    #ママさんは たいどであらわす ダジャレかな
    #ママさんの まわりはふぶき みなこおる     <小茶>
mama:何ブツブツ言ってるの?
    ショーティー君、我がジャングルに最近エゾリスが現れないが、
    何か知ってるかね?
shorty:ママ、もしかして立ち直ったんじゃなくて、開き直ったんじゃ・・・。
    ぼくちん、リスが驚かないように、すごーく気を使って静かに
    していたんだよ。
    (実は、リスが来ても気がつかず、吠えることができなかった)
mama:そういえば、カモだって庭を歩いていたのに来ないなー、
    さびしいなー。
shorty:ママ、ネギ植えなかった?
mama:ジャングルと言えば、一度だけこの庭キタキツネが通った。
    ショーティーと胴の長さは同じくらいなのに、しっぽと足の長さで
    何倍も大きく見えた。
    顔もショーティーみたく、ポヨヨ~ンとしていなかった。
shorty:このりりしい、ハンサムなぼくちんをつかまえて、ポヨヨ~ンとは
    何ですか!


mama:でもね、薄暗がりの中で、鋭い目がらんらんと光っていて、
    顔つきも険しかったよ。
    ショーティーなんて、もし遭ったら・・・。
shorty:さ。ぼくちん、涼しくなったから、お家の中に入ろ~っと。

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