ラムズイヤー
ショーティーズイヤー
mama:どちらもビロードみたいで、さわるとすべすべフワフワ、
気持ちい~い。やみつきになりそー。
shorty:ぼくちんの耳さわるのやめて!
mama:近所の人がラムズイヤーの苗を持ってきてくれた。
うれしいな。元気に育ってね。ウー、楽しみ。
shorty:ぼくちん、豚耳は大好きだけど、羊の耳は食べないから
安心してね。
どころでママ、また、ちょうだい、ちょうだい、言ったんですね。
今日散歩のときも、赤い実のなっている木を見て
「あれは何という木ですか?」
なんて聞いて、
「もらいものだから、名前はわからないけれど、おいしいから
食べてごらん」
と言われて、ママだけ、ちゃっかり味見したですね。
mama:あの木、ジューンベリーに似てたから、そうだったら
教わりたいことがいろいろあったのよ。
でも残念、わからなかった。
味はおいしかったよー。
shorty:ぼくちんに食べさせてくれれば、木の名前、きっとわかったのに。
ところでラムズイヤーだけど、ママがちょうだいって言ったとき、
「ラムズイヤン」なんて言われなかった?
mama:・・・・・。あ!季節はずれの雪が・・・。
shorty:雪?どうりで寒いわけだ。