12の月たち―スラブみんわ
12の月たち―スラブみんわ
サムエル マルシャーク, 松川 真弓, ダイアン スタンレー
ボヘミアに伝わる民話を、サムエル・マルシャークが再話しました。
マルシャークは「12の月たち」をもとにして劇をつくりました。
それが「森は生きている」です。
1月のふぶきの夜に、いじわるなまま母が「森に行って、マツユキソウをつんでおいで。」と言います。
ままむすめは、なきながら森に行きました。
そして森でふしぎな12人の人に出会いました。
民話や昔話ってストーリーは何となくわかっているけど、なぜかとても魅力的です。
何度読んでもあきない、人を引きつける不思議な力があると思います。

本がすき!&やんちゃなコーギー♪

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー
はたらきもののじょせつしゃけいてぃー
ばーじにあ・りー・ばーとん, いしい ももこ
じょせつしゃしょーてぃーの尊敬する大先輩です。
しょーてぃーはコーギーですが、けいてぃーは本物の除雪車です。
とっても働き者で、みなさんとっても助かっています。
はたらくくるまが好きな子は、とっても喜ぶと思います。
味のあるバージニア・リー・バートンの絵がかわいいです。
そして、とっても凝っています。
子どもって、絵をじっくりみて楽しむのが好きだから、この絵はそれにも応えてくれると思います。

shorty:ぼくちんだって、けいてぃーに負けずおとらず
    はたらきものです。
    毎日毎日サボらず、何回でもいきたいです。
    ママが出動させてくれないです。


shorty:はたらきもののぼくちんです。
mama:???

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白いのはらのこどもたち
白いのはらのこどもたち
たかどの ほうこ
のはらおばさんとのんちゃんが、かんじきをはいて ふゆののはらをさんぽします。
とっても楽しいさんぽです。
のはらおばさんは とっても もの知りで、一緒にさんぽしていると、楽しいお話がいっぱい聞けます。
さんぽしていると、お友達に次々と会えます。
こんな楽しいさんぽ、大人でも参加したくなっちゃいますね。

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モチモチの木
モチモチの木
斎藤 隆介, 滝平 二郎
昔話の語りのような文章です。
5歳の豆太はじさまと2人きりでくらしています。
豆太はおくびょうだけれど、じさまはとってもやさしく愛してくれています。
げんきになったじさまが豆太に言った言葉にとてもじ~んときます。
  「じぶんで じぶんを よわむしだなんて おもうな。
   にんげん、やさしささえあれば、
   やらなきゃならねえことは、
   きっと やるもんだ。
   それをみて たにんが びっくらするわけよ。
   ハハハ」
   -それでも 豆太は、じさまが げんきになると
   そのばんから、
   「ジサマァ」
   と、ションベンに じさまを おこしたとサ。
ここを読むと、子供をよく知っているし、受け入れてると感心します。
そして何よりも豆太を信じていると感じます。

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風神秘抄
風神秘抄
荻原 規子
お話の舞台は平安末期です。
主人公の草十郎は16歳の少年です。
カラスの鳥彦王と話をすることが出来ます。
そして草十郎の吹く笛にも不思議な力があります。
糸世の舞にも不思議な力があります。
その笛と舞が出会うと人の運命も変えてしまうような強大な力が生まれます。その力が有るため事件に巻き込まれてしまいます。
その二人の運命的な恋の話です。
これを読んだらカラスが前より好きになったかも。
我ながらちょっと単純。

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