ピーターラビットの絵本  第1集
ピーターラビットの絵本 第1集
ビアトリクス・ポター, Beatrix Potter, いしい ももこ
ピーターラビットと言ったら、知らない人がいないくらい有名な絵本ですね。
絵は繊細で色もやわらかく、やさしい感じがします。
私も大好きですが、この絵のファンはたくさんいると思います。
そして多くの人に愛されつづけてきた絵本です。
私は全部は持っていないのですが、やはりそろえたくなってしまいます。
本のサイズが小さく持ち歩きやすいので、kakaが小さな頃は、レストラン
に行くときや、外出するときは必ず持って行きました。
そして待ち時間などに、飽きてしまわないように読んであげました。
小さくて持ちやすいので、子どもが自分で見たりするときも、扱いやす
そうでした。
ターシャの本の中にも登場しています。
「ターシャ・テューダーの世界―ニューイングランドの四季」より
ビアトリクス・ポターはごく小さいころからくりかえし読んでもらった。
「ターシャ・テューダーのガーデン」より
来年はちゃんとしたフレームをつくるわ。
「ベンジャミン・バニーのお話」に出てくるようなのをね。あれはとても
うまくできているの。囲いが丈夫なれんがでね」ターシャがビアトリクス・
ポターの本を見ていろいろなヒントを得て、ガーデニングの技を磨いて
いるところが目に見えるようだ。

本がすき!&やんちゃなコーギー♪

コーギビルの村まつり
コーギビルの村まつり
Tasha Tudor, 食野 雅子, ターシャ テューダー
mama:「コーギビルの村まつり」という絵本です。
shorty:それ、ぼくちん主人公?
mama:え、違うよ。ショーティーは登場しません。
    ケイレブというコーギーが登場して大活躍します。
shorty:ママ、ぼくちんが主人公で大活躍するカッコいいの書いてよ。
mama:それはムリです。残念ながらそんな才能はありません。
shorty:ケイレブはいいなー。絵もすてきに描いてもらって。
    ところで、どんなお話?
mama:ニュー・ハンプシャーの西、バーモントの東に、コーギビルと
    いう村があります。
    そこに、コーギ犬と猫とウサギとボガートが住んでいます。
    そのコーギビルの楽しい村まつりのお話です。
    村まつり最大のイベントであるヤギのグランドレースにケイレブ
    がヤギのジョセフィーンと参加します。しかし、優勝を狙う猫の
    トムキャットが、ケイレブを出場できないようにしようとします。
shorty:どきどき、わくわくするね。
    おまつりも楽しそうだね。
mama:そうね。とっても楽しそうなおまつりの雰囲気が伝わってくる絵
    だし、ケイレブの寝ているところなんか、ショーティーそっくりで、
    上向いて気持ちよさそうに寝てるよ。
shorty:ぼくちんもコーギビルの村まつりに行きたいな。
    ところで、お話の続きはどうなったの?
mama:ひ・み・つ・・・。
shorty:ままのけち!

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ターシャ・テューダーの世界―ニューイングランドの四季
ターシャ・テューダーの世界―ニューイングランドの四季
ターシャ テューダー, リチャード ブラウン, Tasha Tudor, Richard Brown, 相原 真理子
ターシャ・テューダーの言葉とリチャード・ブラウンの写真による本です。
リチャード・ブラウンの撮った写真はどれもとてもきれい。
特にターシャの庭の写真や花の写真は、本当にすてきで、こんな庭に
あこがれてしまいます。
でも、この広い庭をこれだけ手入れしているなんて尊敬の一言です。
この本に、リンゴ・花・うさぎなどターシャの挿絵が載っていますが、
さすがターシャ、どれもとてもすてきです。
コーギーの写真も、当然と~ってもかわいくて、いくら見ても見飽きない。
そばにおいて、ひまがあると、いつもこの本を手に取って見ています。
ターシャの言葉はとても参考になり、私にはお手本にしたいことが
いっぱいです。
たとえば、
「人生は短いのだから、思う存分楽しまなければ。」
その通り、私も思う存分楽しむ生き方を目標にするぞ!
「自分の人生でこれまでにおかした過ちのことを思い出します。
そんなときは急いでそれを頭の隅に追いやって、スイレンのことを
考えます。スイレンの花はいつでも不愉快な考えを追い払ってくれ
ます。」
これは、私にとっても必要なこと。いつまで考えてもどうしようもない
ことを、イジイジ、クヨクヨ考えたりしてしまうので、まねしてみよう。
「自信をもって自分の夢へ向かって進み、自分が思い描いたような
人生を生きるように努力すれば、予想外の成功がえられるだろう。」
これってすごい。こんな風に生きられたらいいな。
自信をもって、なんだよね。
ターシャの前向きさ、力強さが表れているなー。
「生きているだけでもなんと幸せなことでしょう。」

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ターシャ・テューダーのガーデン
ターシャ・テューダーのガーデン
トーヴァ マーティン, Tovah Martin, Tasha Tudor, Richard W. Brown, 相原 真理子, ターシャ テューダー, リチャード・W. ブラウン
「ターシャ・テューダーの世界」と「ターシャ・テューダーのガーデン」は
どちらも大好きで、いつも手元において、しょっちゅう写真を見たり、
読んだりしています。
写真は何度見ても、そのたびにすてきだな、と思います。
文章はトーヴァ・マーティン(園芸家、ライター)が書いています。
写真はリチャード・ブラウンで、とてもすてきな写真がいっぱいです。
我が家にもコーギーがいるので、写真の中にコーギーを見つけると
かわいいと思ってしまいます。
コーギーのターシャを見る目やしぐさがとってもかわいらしく、信頼し、
甘えている雰囲気が伝わってきます。
ターシャの行くところにいつもついて歩いている様子がほほえましく、のび
のびしているので、あんな風に飼えたら、犬も幸せだろうなと思います。
文章にもコーギーのやんちゃぶりがのっていておもしろい。
たとえば、
スイレンを食べてしまったり、ターシャがジャガイモ掘りをしていると、ジャガ
イモを口にくわえて逃げ去り、それをぐちゃぐちゃにかみ砕くとまた駆け戻っ
て、新しいのを取っていく。
など、やっぱりコーギーっていたずらっ子なのね、という感じ。
お花の写真は、「すてきねー」と思わずため息が出てしまいます。
文章はとても参考になります。
お花の名前とかも書いてあるので、私のようにガーデニング初心者には
うれしいです。

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“グリムおばさん”とよばれて―メルヒェンを語りつづけた日々
“グリムおばさん”とよばれて―メルヒェンを語りつづけた日々
シャルロッテ・ルジュモン, 高野 享子
以前読んだときも感動したのですが、本当にすばらしい生き方をされていると思います。
ルジュモン夫人はメルヒェンの語り手です。彼女は、主として、グリムのメルヒェンを、その原典により、一言一句、忠実に語る人です。
この本はルジュモン夫人がメルヒェンを語ることで体験したことが書かれています。
文中より
静けさと安らぎの感情、今よりもっと幸せな世界があるという感じ―それがあるかないか、信じるか信じないかは別として―本もののメルヒェンからは、必ず、こういったものが感じられるものなのです。今日でもなお、子どもたちの幸せは、何といっても、愛し、信頼する人の口からメルヒェンを語ってもらうことにあります!
・・・中略・・・
小さな男の子の無上のたのしみは、お父さんから、メルヒェンを語ってもらうことでした。お父さんは旅行に出かけるので、メルヒェンをテープに吹き込んであげました。
さて、お父さんが、旅行から帰ってきたとき、
「お父ちゃん、今夜は、メルヒェン、お話してくれる?」
お父さんは、びっくりしました。
「お父さん坊やに、メルヒェンを吹き込んであげたじゃないか。テープは、何回だって、坊やが好きなだけお話してくれるよ!」
小さな男の子はいいました。
「うん―うん、だけど―テープにはお膝がないもん!」
思わず納得、そうだよねー。テープよりお父さんがいいに決まってるよね。
この本、いっぱい参考になりました。

本がすき!&やんちゃなコーギー♪